コインパーキングの恐怖

友人の家に車で行き、コインパーキングを利用しました。


その友人は次の日、仕事で朝早かったのですが

話が盛り上がってしまい

私が帰る頃には時計の針は午前2時を指しておりました。

私は、今にも朽ち果てそうな友人に

「遅くまで、ごめんね」と言い残し、コインパーキングに向かいました。

友人の家から、コインパーキングまでは、

ちょっと離れていて歩いて10分くらい。

てくてく歩き、到着し、清算ボタンを押すと「1400円」との表示。

私は、財布を出し、支払おうとしました。


んが!


財布の中には、一万円札が2枚、千円札が1枚。

コインパーキングで使えるお札は千円札だけ!

400円が払えません。


ここで、友達に電話しようと思いましたが

別れ際の朽ち果てそうな顔が浮かび断念。

「・・・ヤバイ。」

その周辺は住宅地なのですが、近くにコンビニ等はなく

一番近いお店が、歩いたら片道15分はかかるマクドナルド。

私は祈るような思いで、Gパンのポケット(通称 小銭入れ)を探りました。

すると、ありました。
430円!!


内訳は

100円玉 3枚

50円玉 2枚

10円玉 3枚


はい。マック行き、決定です。

コインパーキングは、コインパーキングって名前のくせに

50円玉以下は使えないのです。

まあ、自動販売機で1円、5円が使えないのと同じですね。

100倍の価値の紙幣を2枚も持っているにもかかわらず

夜中の2時に、100円玉1枚の為に往復30分は悲しかったです・・・。

マクドナルドで


「こっちにおいでよ!」


みたいな顔で微笑んでいるドナルド人形を

パンチしたくなったのは、言うまでもありません・・・。